01.東研冷機工業㈱,ヤブシタミャンマー㈱がヤブシタGに加わりました

この秋、ヤブシタグループに新たなグループ会社が2社加わりました!それぞれご紹介させて頂きます。
東研冷機工業株式会社
2019年10月1日より北海道オホーツク地方及び札幌で冷凍・空調機の保守サービス・工事を行う「東研冷機工業株式会社(代表:佐賀野雅元)」がヤブシタグループに加わりました!

東研冷機工業株式会社とは?
東研冷機工業株式会社(旧:有限会社東研)は1967年に設立され、ボイラーの保守サービス事業からスタートしました。1974年からは冷凍・空調機の保守サービス業を菱電サービス㈱様(現:三菱電機ビルテクノサービス㈱様)から業務委託を受け行って参りました。
今年3月に三菱電機ビルテクノサービス㈱北海道支社様でファシリティ事業に従事していた佐賀野が代表に就任し、社名を東研冷機工業株式会社に改めました。また、北海道紋別市に営業所を開設しオホーツク地方での冷凍・空調機の保守サービス及び工事業をスタート。オホーツク地方では帆立やカニなどを国内外に出荷する食品工場や倉庫などが多くあり、その生産設備や冷凍機への保守サービス・工事を行っています。
現在は札幌本社に2名、紋別営業所に3名の体制で活動しています。
ヤブシタGでの相乗効果を期待
その中、この度ヤブシタグループとご縁があり10月から当グループに参入しました。
機械のプロフェッショナルである東研冷機工業の技術をグループ内に展開する事で、ヤブシタグループの工事業やメーカーはより深い提案・施工・開発ができます。また、東研冷機工業は電力販売や解析技術などヤブシタグループのアイテム・ノウハウを取り入れ提案力の向上ができます。
地域密着型サービスを目指す

(佐賀野)オホーツクでは国内のみならずEUやアメリカ、中国などにも海産物を輸出している水産業の地域です。今後は食品加工会社さんなどに対して機械の事だけでなく衛生基準であるHACCP認証へのコンサルなども行い、地域密着型のサービスを目指していきます。
またヤブシタグループとのコラボも進んでいます。ヤブシタグループに入ることで電力販売や各種工事など様々な提案ができるようになりました。当社は「困ったときの一番の相談相手である企業」を目指していますので、保守サービス以外でも対応ができるようになるのはとても魅力的でした。
当社からはヤブシタ冷熱設備の空調現場で起きたサービスに関する相談に答えたり、若手社員に冷凍・空調機についての講習会を行っています。また、現在ミャンマー実習生3名に冷熱サービスについて現場にて教育を行っています。今後のヤブシタ海外展開にも協力していけたらと考えています。
佐賀野社長ありがとうございました!ヤブシタグループに力強い仲間が加わり、さらに厚みが増しました。今後より一層グループの連携を高め、パワーアップして参ります!
ヤブシタミャンマー株式会社
2019年9月30日にヤブシタ初の海外法人となる「ヤブシタミャンマー株式会社(英:YABUSHITA Myanmar Co.,Ltd)」を設立致しました。代表は株式会社ヤブシタ東京営業所の作左部 正隆(26)が務め、冷熱部材の営業と兼務しながら事業を行います。

本年度は現地協力工場の防雪フード製造管理体制の構築を主な目的とし、将来的にミャンマーでの冷熱サービス業展開を目指します。
Q.ミャンマーでどんなことをするのですか?
海外マーケティング調査を行い、ミャンマーだけでなく東南アジア全体でのヤブシタ製品の販路拡大を目指します。また、現地協力工場と連携し安心安全、高品質な製造が出来るよう体制を構築して参ります。。将来的には当グループの工事技術及びメンテナンス技術を持ったミャンマー人材を育成し、ミャンマーへの貢献、そして世界へヤブシタグループの技術を繋いでいきます。
Q.なぜミャンマーなのでしょうか。
近年ミャンマーは外資参入の門戸が開いたこと、そしてミャンマーの真面目な国民性により海外展開の最初の拠点として選びました。
東南アジアはシンガポール、タイ、マレーシアなどの国々が急激に経済発展を遂げています。ミャンマーは軍事政権の影響により事実上の鎖国状態が続き、ほとんど世界経済から隔絶された状況でした。2011年新政権の発足により税制優遇や経済特区の創設など、外資参入への環境整備が進められ「アジア最後のフロンティア」と呼ばれています。
また、人口は日本の約半分ですが生産年齢人口率は高く労働力が豊富な国です。温和で真面目な国民性と高い識字率、国民の約90%が仏教徒という特徴もあります。現在ヤブシタグループでは、ミャンマー人を(株)ヤブシタに社員1名、ヤブシタ冷熱設備(株)に技能実習生4名を受け入れております。
Q.意気込みをお願いします!
(作左部)この度ヤブシタグループ最年少で社長になり、今まで以上に大きな責任を感じております。 当社では経営及び営業活動を担って参ります。
ヤブシタ冷熱・PV部と兼務となり、冷熱関連製品の営業も引き続き担当致します。お客様への訪問やお問合せへの対応は今までと全く変わりません。私の拠点はヤブシタ東京営業所であり、ミャンマーへは出張ベースで渡航する予定です。
今回の現地法人設立により、東南アジアにヤブシタの拠点ができました。ヤブシタミャンマーからミャンマー国内だけでなく東南アジア全体へと大きく踏み出す会社を目指します。ミャンマーと日本をヤブシタの技術力を通して繋ぎ、弊社行動規範である「気づき、そして感謝と丁寧」を大切にしながらお客様と共に未来を作って参ります。今後とも、ヤブシタグループへのより一層のご支援を賜りますよう御願い申し上げます。
(HAN)ヤブシタの初海外進出が、私の母国ミャンマーであることを心から嬉しく思います。みなさまの期待にお応え出来るよう日々精進致します!尚、母国なので自分が出来る物が有れば対応致します!